古戦場で有名な桶狭間を出てしばらく行くと絞りで有名な有松の街並みに入る。ここは昔ながらの家屋や街道が比較的良く保存されており、伝統芸を伝える絞り会館もある。有松・鳴海・笠寺を過ぎまたしばらく行くと熱田神宮で名高い宮の宿に到着。宮の宿には桑名までの七里を海路渡し舟で行く「七里の渡し」址がある。周辺は埋め立てが進み、絵に描かれたような往時の渡し場の賑わいはないが、常夜灯や時の鐘の塔が復元され公園として整備されている。現在桑名までは木曽川・長良川・揖斐川の大河を越え陸路を行くことになる。(写真撮影日:2006年5月4日)